スポンサードリンク
竹屋のバイトの体験談をお話しします。
次々流れるエクレアに辟易。
三重県四日市市にある株式会社「竹屋」でやっていたバイトがとても辛かった記憶があります。
一体何が辛かったかですが、まずこの竹屋という会社は、主にシュークリームやエクレア等のスイーツをライン生産方式で製造しています。
そして私は、一定のバイト研修を終えエクレアのラインの途上に回されました。
竹屋のバイトの仕事内容は、簡単に説明すると「失敗作をラインから除く」というものなのですが、これが想像以上に大変だったのです。
ラインに並ぶエクレアは正確な数こそ失念しましたが、横一列で二桁あったような気がします。
それが、ラインで次から次へとやってくるのです。
それだけならまだしも、意外に失敗作が多いので、しきりに手を伸ばしてそれを除かなければならず、自分の位置から遠い場所にあるとかなり手を伸ばさなくてはなりません。
スポンサードリンク
かと言って、遠くにばかり目をやっても、近くで流れるエクレアも失敗作があるので、いくら手があっても足りません。
結局、研修後の本格的なバイト初日はヘトヘト...
エクレアに似た形の物は、全てエクレアに見えたような気がします。
これでは竹屋のバイトを長く続けられないと思った私は、どうやって上手にこなせるかを考えました。
そして、ある事を閃いたのです。
それは「ほどほどに手を抜く」です。
ラインの途上には何名かが配置されているので、何も私だけで全てを完結しようとしなくていいのです。
そのおかげか、一気に楽になりました。
失敗作をスルーするのは心が痛みますが、次の配置員にしっかりと除かれていて一安心。
「手を抜く」という言い方は悪いので言い換えますが、要は「皆で協力」すればいいのです。
周囲の配置員も同じ考えだったのだと思います。
何故なら、ラインの途上に配置された私が忙しいという事は、私が配置された前に配置されている方も「ほどほどに手を抜く」を実践されているのですから。
スポンサードリンク